~特別栽培米ガイドライン~
特別栽培米とは、お米を生産する都道府県や地域によって定められた「慣行栽培(一般的なお米の生産方法)」の基準(慣行レベル)に加えて、以下のように農薬や化学肥料の使用についてのさらに厳しい規定を守り、より手間ひまかけて栽培されたお米のことです。
・節減対象農薬(農薬の使用回数が50%以下であること)
・化学肥料の窒素成分量が50%以下であること
慣行レベルはお米の栽培が行われる地域ごとに定められているため、東北などの米どころでは県全体でなく、地域によって特別栽培米の基準が異なります。
お客様へ、より安心安全なお米をお届けしたい。
毎年そんな思いでお米作りをおこない、ご提供しております。
試行錯誤しながら3年目でようやくご提供できる品質のお米が出来ました!!
直播栽培による、減農薬、減肥料のはえぬきです。
1トンの限定販売となりますが、ぜひいつものはえぬきと食べ比べてみてください。
慣行栽培(いつものはえぬき)5キロと、特栽米5キロの食べ比べセットになります。
1割ほどぬかが出ますので、一袋約4.5キロになります。
はえぬき10キロ 食べ比べセット
5,300円
慣行栽培(いつものはえぬき)10キロと、特栽米10キロの食べ比べセットになります。
1割ほどぬかが出ますので、一袋約9キロになります。
はえぬき20キロ 食べ比べセット
10,000円
27キロ、29キロのお客様は、9キロ1袋を特栽米に変更いたしての発送となりますのでLINE・メールにて、いつものようにご注文下さい。
一般的には、田植えで使う苗は育苗ハウスで種から育てます。
育てた苗を田植え機で田植えしますが、直播栽培は種もみを直接田んぼへ田植えします。
育苗で保温された生育条件で育った苗とは違い、直播栽培は直接田んぼで発芽しますので、気温や田植え時に加わるストレスを受けずに育つため、食味が増すと言われております。
ただ、生育のスタートが2週間ほど遅れるために収量が大きく下がります。
また、露出した地面で育てるために雑草や鳥害被害も受けやすく、低農薬にすることで病気の可能性も高まります。
そういった懸念もありますが、担い手不足と言われる農業において今後はこういった技術も大きく向上されるのではないかと思います。
移植栽培された稲と比べると、若干生育が遅れますがすくすくと育ってくれました。
雑草は除草剤を使わずに田んぼに入り手で除草しました。
収量を上げるための追肥や穂肥なども使用しておりません。
収穫時期もこの黄金色で良い感じに育ってくれました。
昨年、一昨年は低農薬を狙いすぎて「いもち病」にあってしまい泣く泣くJAに出荷致しましたが、今年は病気にもかからず、雑草にも負けずに無事に一等米の評価を頂きました!
直播栽培で低農薬栽培はかなりハードルが高く、収量が大幅に落ちますのでリスクがあります。
お客様に高品質で付加価値の「はえぬき」を提供致したく、今回1トンではありますがテスト販売いたします。
反響次第では今年の作付けも頑張ってみようと思いますのでぜひご賞味ください。